2026年10月16日「やってくれる!AIエージェント Claude Code Webセミナー」を開催しました。

一般社団法人エナジーセーブデザイン協会(ESDA)は、2026年10月16日(金)に、AI初心者向けのClaude Codeセミナー「やってくれる!AIエージェント Claude Code Webセミナー」をオンラインで開催しました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回はシリーズの第1回です。そのため、操作方法を覚えるよりも「AIエージェントで何ができるのか」を知っていただくことを目的にしました。講師の髙橋憲久氏が実際の画面を共有し、3つの実演を交えて解説しました。
Claude Codeセミナーの開催概要
| セミナー名 | やってくれる!AIエージェント Claude Code Webセミナー |
|---|---|
| テーマ | 現場に関わる業務を大幅軽減するClaude Code活用事例 |
| 開催日時 | 2026年10月16日(金)18:00~ |
| 開催方法 | オンライン開催(Microsoft Teams) |
| 講師 | 髙橋 憲久 氏 |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | 一般社団法人エナジーセーブデザイン協会(ESDA) |
チャットAIとAIエージェントの違い
まず、ChatGPTやGeminiなどのチャットAIと、AIエージェントの違いをお話ししました。Claude Codeは、Anthropic社が提供するAIエージェントです。
例えば「カレーライスを作りたい」と相談すると、チャットAIは作り方を教えてくれます。一方で、AIエージェントは材料を確認し、実際に作るところまで手伝ってくれます。つまり、パソコンの中で作業を代わりに行い、最後に結果の確認までするのが特徴です。
また、現場で使える例として、次のような使い方を紹介しました。
- 現場で撮った写真を整理し、報告書に貼り付けるところまで任せる
- 作業内容を音声でメモしておき、いつものExcelの日報フォームに書き込ませる
- メーターの写真をまとめて渡し、数値を読み取らせる
AIエージェントの実演(3つのデモ)
デモ1 パソコンのトラブルを調べる
「プリンターで印刷できない」と入力すると、Claude Codeは印刷サービスの状態や印刷待ちのジョブを順番に調べ、結果を報告しました。一般的なチャットAIは確認方法を教えるだけですが、AIエージェントは実際に原因を調べ、直してよいかを確認したうえで対応します。そのため、社内で詳しい人を呼んで時間を取られる場面を減らせます。
デモ2 AIにAIを使わせる
次に、Claude CodeがブラウザのChromeを自分で操作し、ChatGPTで画像を作らせる様子をお見せしました。人が自分で書くよりも細かく的確な指示を出すため、やり直しが少なく済みます。さらに、出来上がった画像の中の誤りにも自分で気づいて指摘しました。
デモ3 電力データの分析と省エネアドバイス
最後に、電力量計の測定データ(数字の羅列)を渡し、「グラフ化して省エネのアドバイスを」と依頼しました。すると、Claude Codeは日本語で見やすく整理したExcelを作り、時間帯別の集計とグラフ、アドバイスまでまとめました。
例えば、夜間や休止時の待機電力の削減や、夜間に30分おきに出る小さな電力の山について、コンプレッサーや保温ヒーターの可能性があるといった指摘がありました。なお、こうした分析は人がやると半日ほどかかることもある作業です。
AIエージェントを安心して使うために
「本当に任せて大丈夫?」という不安にも、具体的にお答えしました。Claude Codeには、もともと安全側の仕組みが組み込まれています。
- 変更や実行の前に確認を求めてくる
- 買い物・送金・カード番号の入力はしない
- データの完全削除やパスワードの入力は、原則としてしない
- 設定で「学習への利用」をオフにできる
ただし、AIも間違えることがあります。そのため、結果は人が確認することが大切です。また、会社のパソコンでは、セキュリティ設定でインストールが許可されているかも確認が必要です。
後で困らない運用のポイント
今回のセミナーで特に強調したのが、「後で困らない運用」です。AIに仕事を任せ続けると、何をさせていたのか分からなくなる、いわば「AIの属人化」が起こりかねません。
- 作業は決めた専用フォルダ(会社の共有フォルダなど)で行う
- 元データは必ずバックアップする
- AIにさせた作業は、Excelなどに記録を残させる
- まずはサブツールとして使い、AIが止まっても手作業で対応できるようにする
さらに、メールの添付ファイルを会社ごとのフォルダに保存したいというご質問もいただきました。こうした作業は十分にできます。そのうえで、処理したメールの一覧を報告させ、人が確認できる仕組みにしておくと安心です。
これから始める方へ
- Claude Codeには「ターミナル版」と「デスクトップ版」があり、プログラミングをしない方はデスクトップ版を選ぶ
- 始めるときは、Claude(デスクトップ版)・Git・Google Chrome・Claude in Chrome(拡張機能)の4つを入れる
- 個人向けプランは月額約3,000円で、いつでも解約できる
なお、手書きの請求書を読み取ってExcelにまとめる、ブラウザで使う業務システムから明細をダウンロードして整理するといった活用例も紹介しました。参加者の方からは「具体的な事例で身近に感じた」「安全面の説明で安心できた」といった感想をいただきました。
まとめ|AIエージェントを業務効率化の第一歩に
今回のClaude Codeセミナーでは、AIエージェントによる業務効率化を、3つの実演を交えてご紹介しました。つまり、AIは一部のIT企業だけのものではなく、中小企業の現場でも使える「業務アシスタント」になりつつあります。
次回は、実際に使うための準備と、指示の出し方のコツを取り上げる予定です。日程が決まり次第、ESDAの公式LINEでお知らせします。
そこでESDAは、省エネ診断・設備保全支援・伴走支援に加えて、AIエージェントなどのAI活用支援にも取り組んでいます。「自社の業務でAIをどう使えるか知りたい」という方は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。
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